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ソフィア堺にて「こども書道教室」を開催!

学校は冬休みに入り、街の雰囲気も少しずつ年末モードになってきました。
先日、ソフィア堺にて1日限定のイベント「こども書道教室」を開催いたしました。

今回の教室の主な目的は、子どもたちの冬休みの習字課題のお手伝いをすること。
「お習字、ちょっと苦手だな」「家だと集中できないな」そんな子どもたちと一緒に、筆を持つ楽しさを再発見できればと思い、ソフィア堺の職員の方々と共に企画しました。

目次

習字教室 in ソフィア堺

当日は、本当に個性豊かな子どもたちが集まってくれました。

こどもたちの熱気に包まれ、その真剣な眼差しや、うまく書けたときのぱっと輝く表情を見ているだけで、こちらの背筋も伸びる思いでした。

ある子が、書き終えた作品を手に、こんなことを言いに来てくれました。

「学校の習字の時間は長く感じるけど、この時間はあっという間やった!」

これほど嬉しい言葉はありません。
「書くこと」が「やらされること」ではなく「夢中になれること」に変わった瞬間を見られた気がしました。

また、別の子は自信満々にこう一言。
「果たして、僕より上手い人はいるかな?」

その堂々とした姿に、思わず講師陣も笑顔になりました。

個人的な話ですが、実は最近、新しい拠点である「なんば校」の運営などでバタバタしており、「こども書塾®︎なかもず校」で直接レッスンに出る機会が減っていました。

だからこそ、久しぶりにこうして子どもたちとじっくり向き合ってみて、ハッとさせられたのです。
自分を信じる力、時間を忘れて没頭する純粋さ。

結局は私の方が、彼らから多くの大切なことを教えられているのだと改めて気づきました。今回のイベントは、私にとっても初心に帰る素晴らしい機会となりました。

ソフィア堺とのご縁

余談ですが、会場となった「ソフィア堺」には、個人的に深い思い入れがあります。会場を見渡しながら思い出していたのは、大学院生の時のこと。

当時、私は堺市教育センターと大阪府立大学(現・大阪公立大学)理学系研究科のコラボ連続講座に、TA(ティーチング・アシスタント)として毎月通っていました。あの頃も、ここソフィア堺で、小学生のみんなと向き合っていました。

特に記憶に残っているのは、最終発表会のときのこと。当時小学6年生だった参加者たちに向けて、「夢を持つことについて」というテーマでプレゼンテーションをさせていただきました。

今振り返ると「大それたテーマで一体何を語ったんだろう・・・」と、少し冷や汗が出るような、気恥ずかしいような気持ちになります。

あれから10年近くの時が流れ、立場や教える内容は変わりましたが、こうしてまた同じ場所で、こどもたちの成長に関われていること。堺という土地に、長きにわたり様々なご縁をいただいていることに、改めて深い感謝の念を抱かずにはいられません。

今回の教室で出会った皆が、この場所での経験をいつか「楽しかったな」と思い出してくれたら、これほど幸せなことはありません。

ご参加いただいた皆さま、そして温かく見守ってくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
現場でもらったパワーを糧に、来年もよい出逢いを作れる場をたくさん作っていきたいと思います。

「ソフィア堺こども書道教室」開催情報詳細

◼︎イベント名:こども書道教室
◼︎日時:12月21日(土)
◼︎場所:ソフィア堺ギャラリースペース

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この記事を書いた人

日本書画共創協会 講師。
大阪府立大学大学院理学系研究科卒。
高等学校教諭専修免許(理科)保有。
教育や表現活動において、学びを共有する姿勢を大切にしています。

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